ganbaranaiyogaの日記

ヨガとアーユルヴェーダが好きな主婦のつぶやき

元の自分に戻った感覚

ヨガのあとに、という感想を頂くことがあります。


まさに、ヨガ講師冥利につきるお言葉です泣


とはいえ、私が何かした、という事ではなく

ガイドはしていますが

元の自分に戻っていく作業をしているのは皆さん自身なのです。


これがまた嬉しいポイントなんですね。



たとえ、手が床に着かなくても

膝が伸ばせなくても


シャバアーサナ(最後のリラクゼーション)が終わって

座って目を閉じた時に


元通りの自分


を感じられていれば

その日のヨガは120%大成功です。



肩や腰がすっきりした

疲れがとれた

何だかよくわからないけど、気分がいい

落ち着いている


その他いろいろ、、、


これが元の自分です。


母、妻、仕事、女、など

さまざま役割を持って生きていますが


それらを全て取り払って残ったもの。


私たちは、


母としての役割=私


ではないし


疲れ=私


でもない。


こんな風に

自分を何かと同一視している時には

なかなか元の自分を感じることは難しいですね。


役割を持って、役割を果たして生きていくことは大切ですが

それそのものが自分、と思い込んでしまうと

とんだ勘違いをおこしてしまいます。


心身共にへとへと疲れきってしまった時は

まるで、自分が疲れの塊のように思えることもあるかも知れません。


でも、


疲れ=私


ではない事を思い出すと

疲れと私を切り離すことができます。



とはいえ

毎回のヨガの後に

元の自分に戻った感覚が得られるとは限らないと思いますし

未だかつて

そんな事感じた事もない

という方もいると思います。


その日の状態によりけりですし

(私もそうです)

感じたことがなくても

それでも、やり続けることが大切です。


もちろん、無理のないご自分のペースで!