「初めて自分で自分をほめたいと思います」
有森裕子さんが、オリンピックのレース直後に言った言葉です。
自分で自分をほめる
という感覚が、私にとってはじめましてで
へー、と思ったのをよく覚えています。
毎日、肉体的精神的に極限まで追い込むようなトレーニングをし
&結果が伴って
はじめて許されることだよなー
と当時は(以降ヨガに出会うまで)解釈していました。
さてさて時は流れ
子供が産まれ
笑った、歯が生えた、
寝返りした、座った、立ったetc
子供の成長を喜ばない人はいないですよね。
一方で、いつしか母業は減点法の一途をたどり
これも出来なかった、あれも出来なかった
と思うばかり。
でもヨガをしていると、時に、
あっ!できた!!
という瞬間がやってくるんですよ。
紛れもなく
自分で自分を褒めたいと思います!
の瞬間です。
手が届いた
膝が伸びた
腕が組めた
まるで子供の成長を喜ぶかのようなまなざしを、自分に向けて欲しいです。
ヨガはポーズの完成度を競うものではありませんが
自分の成長を目の当たりにできる面はとても良いと思います。
変わらずできる
ということも、考え方によっては成長です。
何もしていなければ
出来なくなっていた事が
今も変わらず出来ているのは
立派な進化ですよね!
努力が当たり前と捉えられがちで、
褒められることの少ない?母親業ですが
そんな時は、自分で自分を褒めていきたいと思います。